ぶにょ

なんかmixiでバトンがきたから書いた。別にそれはいい。
問題はまた恋愛系バトンであったということである。
ここだけの話、mixiは恋愛バトンが非常に多い。というかそれしかない。
つまりほとんど同じバトンに何度も答えさせられるのである。
昔はこうじゃなかった。バトンといったら、一つ一つが趣向に凝らされ、答える側も読む側もどきどきわくわくしていたものだ。
しかしmixiでは全く型にはまった恋愛バトンしかない。それも工夫されているとはいいがたいような陳腐極まりない質問ばかりだ。まさに昨今の若者が恋愛至上主義的なメディア(主に漫画雑誌やティーン雑誌等)に毒されきっており、過剰に恋愛という話題ばかりを注視することの現われではないか。口を開けば恋愛話ばかり。これがmixiにおける恋愛バトン蔓延に繋がっているのではないかと思う。
というかもっと基本的に考えてみれば理由はさらに明らかだ。バトンというのはちょっと専門化してしまうとその意味を失う。なぜなら、質問に答えるだけの能力がバトンを渡されたものにも要求されるのが前提である以上、専門化は回答者の範囲を狭め、回答者の範囲を狭めてしまっては、気軽にバトンを回すことも出来なくなってしまい、「適当にブログのネタにする」という本質的に軽く緩い目的が昇華されなくなってしまうからだ。「プログラミングバトン」を知り合いの女子高生に回したところで結果は無残だ、ということだ。ともすれば、バトンにおける質問の内容は、「誰でも」「簡単に」「何も考えずに」答えられるものでなくてはならず、畢竟普遍化、陳腐化を免れないわけだ。それに加えてmixi利用者が10代から20代に集中しているという現実を考慮すればmixiにおけるバトンの質問が恋愛系に偏るのも理解出来ると言えよう。恋愛とは最も誰にでも通じる内容だからだ。(特に10台)
つまり何が言いたいのかといえばバトン作成者はもっと工夫しろボケということです。まあどうせこんなバトンはどこぞの17,8のリア充ビッチがからっぽの頭ふりしぼって過去のバトンの焼き直し程度の創作バトンをさも偉大な発明のように思い込んで回していたりするんだろうなあと思った。